
JIMIN &JKが語る”恐れを捨てる勇気”|BTS『Dis-ease』和訳&考察
🌸はじめに
こんにちは💜
今日もブログを読みに来てくださってありがとうございます。
グクのライブでの“血液検査”や、ジミンとの旅先での“薬”のエピソード。
それらが象徴しているのは「心と体の治癒=癒し」のテーマでした。
今回の『Dis-ease』は、そんな二人(JIMIN & JK)が人生の中で直面した“恐れ”と“回復”を歌うような一曲。
表面的には「疲れた若者の歌」ですが、その奥には “恐れを捨てて立ち上がる勇気” が込められています。

和訳(抜粋+意訳)
不安なこれは病気
でも、俺が苦しいのは考え方のせい
単純じゃない、幼い僕
それでも人生を歩く
くたくたに疲れた
でも失敗したくない
なぜなら、人生は続くから
恐れを捨てろ
恐れを捨てろ
さあ、起きろ
また今日を生きていこう
タイトル「Dis-ease」は、
“disease(病気)”ではなく“dis + ease(安心できない状態)”。
つまり、誰の心の中にもある “安心できなさ=恐れ” を癒すための歌です。
考察|恐れを捨てて進む勇気
BTSの中でもジミンとグクは、「繊細さ」と「情熱」を象徴する存在。
この曲で二人が描いているのは、努力の裏にある不安と疲弊です。
「俺は病気。そう、俺が仕事そのもの。」
この一節は、“完璧でいようとすること自体が苦しみになる”
という彼らのリアルな葛藤を映しています。
それでも二人は、恐れを抱きながらも前を向いた。
“Dis-ease”はそんな「再生」のプロセスを音にした、
癒しの旅のはじまりのような曲です。
ジミンの包み込むような声と、
グクのまっすぐな息づかいが重なるたびに、
まるでこう語りかけてくるようです。
「恐れてもいい。
でも、止まらずに歩こう。」

🕊️恐れを捨てるということ
“恐れ”とは、「変化を拒む心」。
BTSはこの曲で、それを受け入れ、超える姿を描いています。
「俺が苦しいのは、考え方のせい」
恐れを消すのではなく、
恐れの向こうにある希望を選ぶ。
それが“Dis-ease”に込められた哲学。
グクの「血液検査」は、自分を見つめ直す象徴。
ジミンの“薬”は、他人を癒す優しさの象徴。
二つの行動が、
「恐れを癒す=愛で救う」というBTSの根源的メッセージに繋がります。

BTS全員で描く“治癒”のメッセージ
SUGA:闇を受け入れ、音で浄化する。
RM:哲学で「考え方を変える」処方箋を出す
J-Hope:笑顔で照らす“光のセラピスト”。
Jin:優しさで未来を見せる。
V:静かな癒しと温かい視線。
Jimin:寄り添う共感と柔らかい強さ。
Jungkook:回復の象徴、再生の声。
この7人が重なり合うと、
『Dis-ease』は“心の治療曲”として完成します。

🌸私の体験
私は1度目の“目覚め”の時、
周囲の人たちから「病気だ」と決めつけられました。
けれど、本当に“病気”だったのでしょうか?
ただ「見えている真実」を語っただけなのに。
「感じたことをそのまま言葉にした」だけなのに。
——それがこの時代では、“異常”と呼ばれる。
でも、BTSの音楽を聴いてわかったんです。
彼らもまた、**“理解されない痛み”**を抱えながら、
“本当のこと”を歌い続けてきたということを。
「俺が病気。そう、俺が仕事そのもの。」
この言葉を聴いた時、私は涙が止まりませんでした。
BTSも同じように、
「社会が定めた正常と異常の境界」に傷つけられながら、
それでも“音楽という形で真実を伝えてきた”のだと感じました。
この世界では、
「本音を言う人」や「疑問を持つ人」が、
簡単に“病気”や“異端”にされてしまう。
でも、それは本当に“間違い”でしょうか?
むしろ、「考える力」を持つことこそが、
“生きている証”だと私は思います。
——恐れるのは、感じることではなく、
“感じなくなること”。
BTSの音楽は、
その「感受性」こそが人間の美しさだと教えてくれました。
私は再び“目覚め”を恐れていました。
また「おかしい」と言われるのが怖かった。
けれど、『Dis-ease』を聴いた時に、
心の中で何かが静かにほどけていきました。
「恐れは、消すものではなく、超えるもの」
BTSの音楽は「薬」ではなく「共鳴」。
“治す”のではなく、“寄り添う”もの。
そして私は、ようやく気づきました。
「私の中にある光は、
誰かに消されるものではない」ということ。
だから、もう恐れません。
真実を語ることをやめません。
BTSが“音楽で癒した世界”のように、
私も“言葉で癒す世界”を目指したいと思っています。
まとめ
🌿 ジミンとグクのテレパシーは、“恐れを癒す勇気”。
🔥 Dis-ease=不安から目覚めるためのレッスン。
🌙 「さあ、起きろ」それは新しい自分に出会う合図。
永遠の夜はなく、
朝はまた来る。
恐れを捨てて、今日を生きていこう。
それがBTSの“Dis-ease”が伝える真実だと思います。
みなさんはどう感じましたか?
コメント頂けると嬉しいです。

『Dis-ease』全訳
何かを逃した気がする
コーヒー一口で、不安を紛らわせる
終わりのない休みの中で
俺に押し寄せる、不便な幸福
一日が長すぎる
眠っても、眠っても、心は休まらない
何かしてなきゃと焦るけど
結局、三食食べるだけの俺
休む自分を責める犬のように
自分を噛み続ける
それをやめろと叫んでみても、
結局は「結果」に首を吊る毎日。
くそ、もしこれが失敗なら、
もう毎日、自分のやりたいことをやる。
互いに噛み合いながら、
腐った太いロープをコツコツ叩いているような日々。
不安定なこれは病気。
身体的に感じる“スタン(麻痺)”は、
この職業が与えるもの。
多分……スタン(=一時的なショック状態)。
“この不安定さは病気なのか”
※1)いや、多分、それは「考え方」のせい
幼稚で未熟な僕が
大人の顔をして生きている
笑いが一番、「番組」が二番
まるで元気なふりをして
今日も自分を慰める
みんな同じ人間
特別じゃなくていい
一歩、二歩、少しずつ治していけばいい
僕の病気——恐れを捨てろ
心にも休みが必要だ。
ああ、そのまま仕事は仕事にしておけ。
俺は病気だ。
そう、俺が仕事そのものなんだ。
「休み」という友達——
でも俺は、決して休むことが好きじゃなかった。
いくら稼いだら幸せになれるんだろう?
ガラスのように脆いこの瓶で、
俺は自分の頭を叩く。
その瓶が世の中なのか、
それとも俺自身なのか、もうわからない。
メガネを外しても、闇は消えない。
この時間の後に、どんなラベルが貼られても、
どうかそれが全部、君であることを願う。
君のことを。
みんな病気を抱えている。
俺が混乱するのは、
人間とは元々“醜さ”を
持っている存在だということ。
心の病気だけでも400種類以上あるらしいが、
当てはまらない人なんて、
ほとんどいないんだろう。
病気にしているのは世の中なのか、自分なのか。
ただの見方・解釈の違いなのか、
それがすべてなのか。
俺にはわからない。
誰かを変えようとすることより、
もっと早いのは——
「俺が変わること」だ。
※1)くり返し
くたくたに疲れた。
でも、失敗だけはしたくない。
なぜなら——人生は、まだ続いていくから。
この燃えるような日々の中を、
俺は歩いていく。もっと“自分らしく”。
夜が訪れたら、静かに目を閉じて、
それでも、歩き続けるんだ。
あの日、僕が“わかった”ことを、
もう一度信じる。
「さあ、起きろ」
もう一度——新しい朝が来た。
今日という日を、生きてみよう。
この終わりに何が待っているのかは、
まだわからない。
でも、“永遠の夜”なんて存在しない。
僕はもう、あの頃より強くなった。
火花のように、光を放ちながら。
俺は、決して消えない。
そして今日も、俺は自分を慰めながら歩く。
みんな同じ人間だ。
特別なことなんて何もない。
誰もが1歩、2歩と進みながら——
ゆっくり、自分を癒していくんだ。
これが、俺の“病”。
それでもいい。
恐れを——捨てろ。
不安を——手放せ。
恐れを捨てろ、そして立ち上がれ。
(備考)
「成果に首吊りの毎日」
→結果にとらわれすぎて自分を追い詰めている毎日。
「腐った太い綱をコツコツ叩く」
→意味のない努力・繰り返しの比喩。
「スタン(stun)」
→衝撃で動けない状態
「その火の中で」
→情熱・苦悩・葛藤の象徴。火=試練
⭐️目覚めとは
私が“目覚め”られたのは、「探究心」があったからです。
意味のわからない歌詞を調べ、考え続けた先に真実がありました。
BTSの音楽や映像は、“考える力を取り戻すための作品”。
怖がらずに、少しずつ光を見つけてください。
あなたの中にも、もう光があるから。
[Magic Shopの本より]
E「平静:Equanimity 」
平静とは、困難なときにもムラがないことだ。
それはいいときにも悪いときにも役立つ。
人はいいときの高揚した気分を保とうとする傾向があるからだ。
でもその高揚を保とうとすれば、悪いものから逃げるときと同じように、いまここにいることができなくなる。
いいことも悪いことも長くは続かない。気持ちを一定に保つことで、頭と意志が澄みわたる。
愛が欲しいなら、愛を与えなければならない。
喜びが欲しければ、他人を喜ばせなければならない。
ゆるしを得るには、ゆるさなければならない。
平和が欲しければ、自分の周りに平和を生み出さなくてはならない。
バンタンの思いが届きますように🙏✨
※歌詞と和訳は、ARMYとしての個人的な考察・感想を共有するために掲載しています。
著作権はすべてBIGHIT MUSICおよび原著作者に帰属します。
もし問題がある場合はすぐに対応いたします。
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