グクのテレパシーは音楽？「15」の始まり｜BTS JK『Begin』和訳＆考察

🌸はじめに

こんにちは、マユです💜

今日もブログを読みに来てくださってありがとうございます。

WINGSの映画公開に合わせて、

BTSメンバーのソロ曲を順に取り上げていきます。

最初は私の愛するグクの「Begin」から

タイトルの「15」は、彼が練習生として歩き始めた年齢。

何も持たなかった少年が、“音”によって目覚めていく物語です。

そして今日、ジョングクの指に刻まれた 「」とヘッドホンの絵文字 がインスタに

まるで「音楽のテレパシー」を象徴しているように感じました。

沈黙の中で心を交わす方法が“言葉”ではなく“音”だったのなら、

彼にとって音楽は祈りであり、魂の言葉だったのかもしれません。

『Begin』は、15歳のジョングクが「音楽」という翼を得て、

孤独の殻を破り、“僕”として生まれ直す瞬間を描いた歌です。

全訳

何もなかった「15」の僕

世界はあまりにも大きくて

僕は本当に小さかった

香りもなく、空っぽだった僕

そんな僕は、ただ祈っていた

僕には兄たちがいた

兄たちを愛している

その存在が僕の中に感情を生み

僕は初めて“僕”になった

だから今の僕がいる

君が僕を始めさせたんだ

僕と笑って

泣いている君を見るのが

耐えられない

代わりに泣いてあげたいけど

それもできない

兄さんが悲しいなら

兄さんが苦しいなら

僕はそれ以上に苦しい

君が僕を始めさせたんだ

僕と泣いて

兄さん、泣こう

もう泣いてしまおう

悲しみの理由は分からなくても

そのまま泣いていいんだ

なぜなら——

君が僕を始めさせたんだ

僕と飛んで

考察①｜音楽＝テレパシー、そして「始まり」の祈り

曲の冒頭でジョングクはこう歌います。

何もなかった15の僕

世の中は本当に大きかった

とても小さい僕

もう僕は想像できない

「15の僕」とは、“何も持たなかった魂の原点”。

その空白に初めて光を与えたのが、兄たち＝音楽＝祈りでした。

君が僕を始めさせたんだ

この「君」は、BTSのメンバーであり、ファンであり、そして“音”そのもの。

つまり彼を動かしたのは、人の声ではなく 音の共鳴。

WINGS全体を通して象徴される“鳥”や“翼”は、

「目覚めた魂が天へ向かう道」を意味しています。

『Begin』はその第一章——

“沈黙の祈りが音になる瞬間” を描いた曲です。

🕊️考察②｜兄たち＝光の十字

「兄さんが悲しいなら、僕はそれ以上に苦しい」

この一行に、BTSという“家族”の真実が宿っています。

彼にとって兄たちは、

苦しみの中で光を見せてくれた存在。

彼はその涙を通して“感情”を知り、

共感という神聖な痛みの意味を学んだ。

ジョングクの目覚めは、

“他者を想うこと”から始まった。

彼の十字架は、孤独ではなく「絆」でした。

🔥考察③｜「飛ぶ」＝魂の解放

歌の最後に繰り返される「飛んで」という言葉。

それは“翼”を得た魂の象徴です。

WINGSは「堕落と再生」「罪と赦し」の物語。

『Begin』はその最初の羽ばたき。

涙で重たくなった翼が、

兄たちの光に照らされて、空へと解き放たれる。

それが、

“君が僕を始めさせたんだ”という祈りの意味。

🎬考察④｜音＝覚醒の証

『Begin』のステージに置かれたスピーカー。

それは“音”を通して真実を聴き取る象徴です。

“音”とは、神の声、そして人の心。

見えないものを感じるための翼。

『3D』のMVで描かれた「音の空間」は、

この『Begin』で芽生えた感覚の“進化形”。

ジョングクは音を通して、

兄たち、ARMY、そして世界と繋がる。

その瞬間、音は“祈り”へと変わる。

🌈考察⑤｜『Begin』＝誕生、『Standing Next to You』＝復活

『Begin』で彼は生まれ、

『Euphoria』で空へ舞い上がり、

『Standing Next to You』で“愛として立つ”。

それは、

十字架→鳥→光へと続く、魂の旅路。

ジョングクの歌は常に「再生」へ向かっている。

そして彼の声そのものが、“祈りの翼”なのです。

💜私の気持ち

私はグクのことを知ったのは2015年頃。

あの頃、彼はまだ少年で——

そして私は2016年にARMYになりました。

気づけば、そこからもう10年近く、彼の成長を見守っています。

弟のようで、時には息子のようで。

グクの声を聴いていると、どんなに悔しくて泣いていた時も、不思議と涙が止まります。

本当に、癒されるんです。💜

グクに出会えたことは、

私にとって“神様からの贈り物”だと思っています。

そして、グクを中心に見えてくる

メンバー同士の家族のような愛も大好きです。

だからこれからも、ずっと“家族”のようなBTSを応援していきたい。

私はやっぱり、グループの曲が一番好き。

だから、またみんなで戻ってくる日を

心から楽しみに待っています。🌈💫

✨まとめ｜“君が僕を始めさせた”

『Begin』は、

何もなかった少年が“兄たちの愛”に触れて、

初めて「僕」として生まれた瞬間を描いた祈りの歌。

兄たちは導きであり、

涙は赦しであり、

音は光。

君が僕を始めさせたんだ。

それはジョングクからBTSへ、

そしてBTSからARMYへと受け継がれる

**“再生の福音（Good News）”**なのです

皆さんはどう感じましたか？

コメント頂けると嬉しいです。

⭐️目覚めとは

”目覚め”とは、
誰かを救おうとするその想いに気づくこと。
孤独を恐れず、祈りの中で歩く勇気を持つこと。

BTSの音楽は、“考える力と、感じる心”を取り戻すための道標。
怖がらずに、光の中へ進んでください。
あなたの中にも、もう翼があるから。

[Magic Shopの本より]

C「共感:Compassion」

「共感」とは他者の苦しみに気づき、その苦しみをやわげようとする意識だ。

他者に共感するには、自分に共感しなければならない。

自分に本当にやさしくできなければ、愛とやさしさを他人に与えることはできない。

愛が欲しいなら、愛を与えなければならない。

喜びが欲しければ、他人を喜ばせなければならない。

ゆるしを得るには、ゆるさなければならない。

平和が欲しければ、自分の周りに平和を生み出さなくてはならない。

バンタンの思いが届きますように🙏✨