
(犬)DOG→GOD(神様)|「光に見つかった瞬間」|BTS V『Stigma』考察
🌸はじめに
こんにちは、マユです💜
今日もブログを読みに来てくださってありがとうございます。
WINGSシリーズ第5章は、テテ(V)のソロ曲『Stigma』。
この曲は「罪」と「赦し」、そして“光が堕ちた日”を描く物語です。
前章『Reflection』でRMが“天”に上がったあと、ステージではVが階段を降りて“地上に降臨”します。
——天から光が落ちた瞬間。
Vは“堕ちた天使=光を知る者”として、人間の痛みを引き受ける存在になります。
ショートフィルムでは、彼は“捕らえられる”。
それはまるで、罪を背負ったキリストのような姿。
そして彼のそばに現れる“犬”は、神様のミラー(鏡)。DOG→GOD
神の視線=真実を映す存在として描かれています。

抜粋+意訳
隠してきた
君にいくつかの事を話すよ
ただ隠しておくには
もう耐えることができないんだ
なぜあの時言えなかったのだろう
どうせ苦しくなって
本当に耐えられなかった
今は泣くよ
君に本当に申し訳ない
また泣くよ
君を守れなかったことが、ただ苦しい
もっと深く、もっと深く
傷だけが深くなっていく
戻すことができない
割れたガラスのかけらのように
僕の罪を代わりに受けていた
弱くて優しい君
ごめんなさい、ごめんなさい
ごめんなさい、僕の弟
隠しても消えないこの罪
僕を罪人と呼びますか?
それ以上、何も言えないよ
ごめんなさい、ごめんなさい
ごめんなさい、僕の妹
隠しても消えないこの痛み
だから泣くよ、涙を乾かして
あの光が、僕の罪を照らして
取り返しのつかない赤い血が流れる
もっと深く、息をするたび死ぬようだ
その罰を受けさせてくれ
僕の罪を許してくれ、どうか
🪞考察①|犬=神様のミラー
『Stigma』のショートフィルムでVの前に現れる犬。
それは“神の視線”そのものです。
犬は光を恐れず、真実を映す存在。
Vがその犬に吠えられるのは、“神に見つかった瞬間”。
隠してきた罪が照らされ、彼は逃れられなくなる。
それでもその光の前で、彼は逃げずに泣く。
——それが“懺悔”の始まり。

✝️考察②|十字架を背負う者
『ON』のMVで、Vは“十字架を背負って歩く”。
それはまさに『Stigma』の続きであり、罪の受容の完成形です。
『Stigma』では「赦しを乞う者」だったVが、
『ON』では「他者の罪を背負う者」になる。
神に裁かれ、地上に降りた彼は、
光を運ぶために再び歩き出す。
つまり『Stigma』は堕天と懺悔の章、
『ON』は贖罪と復活の章。

🌑考察③|「弟・妹」とは誰か
ごめんなさい、僕の弟
ごめんなさい、僕の妹
この“弟・妹”は、Vが守れなかった無垢な存在。
それは家族でもあり、彼自身の中の純粋な魂でもあります。
罪を犯したのは「人間としてのV」ではなく、
**“光を知ってしまった魂”**だった。
——その光は、真実を見抜く力。
でもその力を持つ者は、常に傷を負う。

🔥考察④|赦し=目覚め
僕の罪を許してくれ、どうか
この祈りは「赦しを求める」だけではなく、
**“目覚めたい”**という願いでもあります。
真実を知ることは、痛みを伴う。
でもその痛みの中で、彼は“人を愛する力”を手に入れる。
『Stigma』の赦しは、
“罪を消す”ことではなく、
“罪と共に生きる勇気”を与えるものです。

🌈結論|『Stigma』=堕ちた光の祈り
『Stigma』は、“罪に沈む歌”ではありません。
それは光に触れた者が、闇を抱きしめる歌。
WINGSを通してVは、
光と闇、天と地、罪と赦しをつなぐ“橋”のような存在になります。
そして『ON』でその祈りは完成し、
彼はもう一度、光の方へ歩き出す。
——罪は、愛の証。
——傷は、祈りの跡。
『Stigma』は、堕ちた光が再び空を見上げた瞬間の歌です。

🌸私の気持ち
私は最近、自分が“神様に近い数字”を持って生まれたことに気づきました。
でも、これまでの人生でご利益を感じたことはあまりなく、
むしろ、試練の方が多かったように思います。
だから長い間、神様に嫌われているのかもしれないと感じていました。
でも今は、あの出来事のすべてが“奇跡を起こすための準備”だったと感じています。
生きていること自体が、すでに奇跡。
見えないところで、神様がずっと守ってくれていたのだと思います。
そして、彼ら(BTS)も私と同じように
“与えられた運命”の中で生きている気がします。
まるで「DNA」のように、私たちは光で繋がっているようです。💜
彼らと一緒に「春の日」が来ることを、心から強く願っています。
🕊️まとめ
『Stigma』=堕天の告白
『ON』=贖罪の行進
『Epiphany』=再生と自己受容
——BTSの物語は「罪」から「光」へ向かう旅。
テテの涙は、すべての始まりだったのかもしれません。
皆さんはどう感じましたか?
コメント頂けると嬉しいです

『Stigma』全訳
隠してきた
君に話したいことがあるんだ
もうこれ以上、
心の奥に閉じ込めておけない
なぜ、あの時言えなかったのだろう
どうせ苦しくなると
わかっていたのに
本当に、もう耐えられなかった
今、泣いている
ただ、君に申し訳なくて
また泣いている
君を守れなかった自分が、悔しくて
もっと深く もっと深く
傷だけが深くなっていく
戻ることはできない
砕け散ったガラスのように
毎日が、胸を締めつける
僕の罪を代わりに受けてくれた
あの弱くて優しい君
もう泣かないで
僕に教えてほしい
勇気のない僕に
どうすればいいのかを
あの時、僕に——なぜ、あんなことを?
……ごめんね
いいよ
僕が何の資格で
君に“こうして、ああして”なんて言えるんだ?
もっと深く もっと深く
傷だけが深くなっていく
もう戻れない
割れたガラスのかけらのように
毎日が痛みでいっぱいになる
僕の罪を代わりに背負ってくれた
あの弱くて優しい君
ごめんなさい、ごめんなさい
ごめんなさい、僕の弟
隠しても隠しても消えない
僕を罪人と呼ぶのですか?
もう、それ以上は何も言えない
ごめんなさい、ごめんなさい
ごめんなさい、僕の妹
どれだけ隠しても消えない
だから泣くよ
どうか、この涙を乾かして
あの光が、僕の罪を照らす
取り返しのつかない赤い血が流れていく
もっと深く 息をするたびに
死んでいくような日々
その罰を受けさせてくれ
僕の罪を、どうか赦してくれ
お願いだから
⭐️目覚めとは
”目覚め”とは、
誰かを救おうとするその想いに気づくこと。
孤独を恐れず、祈りの中で歩く勇気を持つこと。
BTSの音楽は、“考える力と、感じる心”を取り戻すための道標。
怖がらずに、光の中へ進んでください。
あなたの中にも、もう翼があるから。

[Magic Shopの本より]
F「ゆるし:Forgiveness」
「ゆるし」は人間が他者に与えられる最高の贈り物だ。
そして、自分にとっても最高の贈り物だ。
怒りや憎悪を誰かに抱くことは、誰かを殺すために自分が毒を飲むようなものだ。
絶対にうまくいかない。
それは自分を毒することになる。
他者との歓迎も毒される。
世界への見方も毒される。
結局それは、自分を牢屋に閉じ込め、鍵を持っているのに開けようとしないようなものだ。
人はみな、はかなくもろい存在で、人生のいろいろな局面で、自分の意に反して、誰かを傷つけたり苦しめたりしてしまう。
愛が欲しいなら、愛を与えなければならない。
喜びが欲しければ、他人を喜ばせなければならない。
ゆるしを得るには、ゆるさなければならない。
平和が欲しければ、自分の周りに平和を生み出さなくてはならない。
バンタンの思いが届きますように🙏✨
この記事へのコメントはありません。